スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

窃盗事件簿⑨

第九話「超急展開」







捜査が開始された前話から1ヵ月くらいだったか。
季節は少しだけ秋めいてきていた。
また一本の電話で驚愕の展開となることとなった。




いい?




ビックリするよ?




電話は事件管轄の警察の方から。
「犯人が捕まった話は聞かれてますか?」と。




・・・・・・・・




俺「・・・・・ん?何言ってんの?」





警「犯人が捕まった話は聞かれてますか?」




・・・・・





俺「・・・・聞いてねーし!!!(すぐ言えし!!!!!)」




こんな口調ではなかったが、なんということ・・・
ついに犯人が捕まったらしい!!!!!!!!!!
しかも数日前。このことからも、警察が被害者の方を向いて仕事をしていないのだと思った。




ただそんな気持ちは驚きですぐに消えた。
俺「ぇ????????ホントに捕まったんすか????」




そりゃ、「え」も小さくもなるってもんだよ。
半年以上ずっと期待してなくて過ごしてきたんだから。
ずっとA型だと思って生きてきたら、実はB型だった…ぐらいの動揺である。



・・・・



・・・と・とにかくむちゃくちゃ興奮した。




警「でですね。容疑者の国選弁護人の方から電話があるはずです。本人に返金の意思があるようなので。」





俺「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」





ちょっと何言ってるか分かんない。コノヒト。




返金だって???
he・へ・返金と言いますと、文字の通りでいいのかね?んん?




この言葉によって、俺の心の中のあるダムが決壊した。
それは「期待する気持ち」。
ずっと自分を守るべく保ち続けてきた気持ち、それがとてつもない量になって溢れ出てきた。




これはまさか戻ってくるんじゃなかろうか?
俺のお金。金。金。
かわいい、かわいい、お金ちゃんが。




グエッヘッヘッヘッヘッヘッヘ




と、兵藤のような面になりつつ
俺「では電話を待ってればいいんですね?捜査ありがとうございました!」




と電話を切った。
これにて警察の方との絡みは最後となった。
これからは、犯人または弁護士との戦いである。




いやぁ、まさかの展開だ。
ただ、これでもまだ返金確率5割くらいではなかろうか。




でも犯人は自供を始めているようで・・・あ、そうそう警察の方の電話は、その自供の裏付けで俺の持ち物の色について聞きたかったのだそう。おいおい、まず捕まえたことを教えんかい!!!




まあよいよい。
自供をしてるってことは、全額返金とはいかなくても少しづつでも戻ってくる可能性はかなり高まったのだ。これはスゲーことだぜ。うひょーーーー!!!




この日から少し金遣いが荒くなった。
まだ戻ってくると決まったわけでもなければ、仮に戻ってきてもそれでやっと元の状態になっただけなんだけどね…




まぁとにかく、敵の尻尾が見えたぜ!
次の関門は弁護士だ。
俺の味方となるのか、文字通り敵の弁護をしてくるのかよく分からない。




次の敵からの電話を待つことになった・・・




続く…


スポンサーサイト

窃盗事件簿⑧

前の話からすっごく遅くなってしまいすいません。一回書くことから離れたらなかなか手を付けられませんでした。話が分かんなくなってしまった方は、「カテゴリ」にまとめておいたんで見て下さい。では、話は事件から半年後からレッツスタート!※この部分は数日経ったら消しますね~。


第八話「急展開」






事件からちょうど半年経ったある日。
季節はガラッと変わりもう夏。



今日も稼働予定の店へと
車を走らせてると携帯が鳴った。



俺「もしもし」



「急にすいません。○○警察の者なんですが・・・」



なんと事件のあった管轄の警察署からの電話だ。
もしかして犯人が捕まったんか!?
との期待が頭をよぎるが、次の瞬間すぐかき消された。



警「捜査のご協力をお願いしたいんですが。署に来ていただけませんか?」



俺「・・・なら今からすぐ行きますよ」



というような内容だった。
ざわ・・・
    ざわ・・・心がざわついた。なんか複雑だぞ。
いやみなさん、よく考えてね!?



遅くね?



いろいろ聞いていくと、他の凶悪事件が重なって
今頃になって、やっと本格的な捜査が開始されたようだ。



やっぱ遅くね?
あれから半年だよ。
さすがに素人の俺でも、早くに捜査しないと
解決しないんじゃないかってことは分かる。



少し文句を言いたい気持ちもあったが飲みこんだ。
相手も人間。
これからの捜査でヘソを曲げられたらたまったもんじゃない。



それにもうこの頃には、お金は二度と戻ってこないもんだ
ということで気持ちが固まっていた。
もともとそんな期待してなかったのもあって
これから犯人が見つかればラッキー、くらいの気持ちである。



かと言って間違っても過度な期待を持たないように
自分に言い聞かせた。
犯人が見つかっても、お金が戻ってくるということとは
イコールではない。
お金がなくて盗みをはたらいたようなヤツが
半年経ってまだ金が残ってるなんてことはないだろう。



親族に請求するということも法的に出来ないらしい。
親といえどもあくまで他人扱いなのだ。
どう考えても、返金までの道のりは遠い。
期待したらバカを見るのは、火を見るより明らかだ。



そんなことを考えながら署へ向かった。



署では参考人としての取り調べが行われた。
取り調べ室に軽く興奮したり、
気分は社会見学だ。 
事件のあったマン喫へいったりして
丸半日ほどかかった。
刑事さんも良い人で楽しかったのでまるで苦ではなかった。




帰り道では、くれぐれも期待しないように再度自分に言い聞かせた。どうせ犯人など捕まるわけがないのだ。
だって、指紋も採れてなければカメラにだって映ってないのだから。





そして「今日の稼働が潰れてしまったなぁ・・・」などとアテもなかったのに悔やんでいた。ただ、捜査してもらえてるというだけで救われてる気になった。捕まんなくても納得出来る理由になる気がした。




しかし!!!!!




この時の俺の考えは、なんと、大きく的をハズれていたのだった。
そんなこと全く知る由もなく鼻歌歌いながら帰るトラマツ少年だった…




続く…



窃盗事件簿⑦

第七話「有為転変」






9:00
お目当てのホールへふらふらと向かった。
気分はもうドン底だ。
前話までさんざん書いてきたんで、だいたいの気持ちは
想像付くとは思うが、こればっかりは経験しないと分からない。



「人は人の痛みが本当の意味では分からない」
という兵藤のセリフがある。
分かる必要もないのだからそれは正しいと思うな。



このまま遠くまで行ってしまおうか?
なにかショックを受けた時こんなことをよく考える。
でも俺はそれをしたことはないんだよね。
何故だろう?
そんな時って必ずってくらいパチ屋に行くことが多いからかも。
なんか落ち着くんだよね。



だから今日も行く。
気持ち的にはもう、「稼働」ではない。



内容の方はというと・・・
かなり真面目にスロット打った覚えはあるんだけど
ほぼ覚えてない・・・
稼働日記見ると、ハナハナと鉄拳打って
10k勝ちとなっている。(2/20の日記参照)



もちろん勝って嬉しい気持ちなんか全くない。
夕方店を出た。



そっからこの日のことは本当に覚えていない。
ただ言えることは、この事件のことは
ブログ含めてあまり人に話さないようにした。



「この前ヤラれたばっかなのに!?」
「進歩ねーな。」



そんな反応になるか、言われた方も
俺が悲惨過ぎて逆に困るだけだろうから・・・ね。



これにて憔悴しきった一日が終わった。






残念ながら、ここから半年もの間全く進展ないまま
時間が過ぎていきます。



数日間はマジへこみしたものの、
月日が経つにつれ、気持ちは楽になっていった。
気持ちの中では、完全に諦めていた。
半年も経つと
「こんなに被害に遭うやついないぜ?ヒャッハー!」
ぐらいの開き直りようである。



人間というのはすごい。
必ず忘れていくね。
良いことも悪いことも。
模様替えの様に気持ちが変わる。
そうしなければ、長い人生やっていけないのだろう。
人の気持ちが分からないと冒頭で言ったばかりなので
人のことは分からないが、とりあえず俺はそうみたい。



平穏な日々が過ぎていった。



季節が冬から夏へと変わっていったある日、
一本の電話によって急展開を迎えることになる・・・



続く…

窃盗事件簿⑥

第六話「僥倖」






ついに本部隊の登場だ。
わりと若めの男刑事と、
化粧したらいけんじゃね!?って感じの女鑑識がきた。



男刑事は宴会では大活躍しそうな感じである。
以下、宴会部長と名付けよう。



女鑑識はどうしよう・・・
よく見るとけっこうな美人だった。うん、嫁と名付けよう。




ここからが捜査開始である。
宴会部長と嫁がテキパキと捜査していく。
防犯カメラの確認、昨日の夜からいる人の身分証明の確認、
財布と部屋の中の指紋の採取・・・



よく考えたらやることは決まっている。
おっ(略)×2よ・・・なぜやらん・・・



朝のマンガ喫茶ということで店側からもくれぐれも他のお客さんの迷惑にならぬようにと、釘を刺されているので捜査は静かに行われた。



途中、嫁と二人っきりになるチャンスもあったりしたが
俺に口説くような元気はなく淡々と捜査に協力した。



ここで衝撃の事実が判明する。
防犯カメラを見た宴会部長曰く
「各部屋を覗き見て周ってる怪しい男がいる」



なんということ!!!
もうそいつ確定だろ!!!



残念ながら、ちょうど顔が映ってないらしく特定は難しいようだ。
しばらくして、服装などからなんとかそいつの部屋と身分が分かった!



今は部屋にいないらしいが、
俺が通報した直後はまだ部屋にいたらしい。
俺が仁王立ちしてた時に退店したってこと????
目の前をヤツが通った可能性があるのか・・・



今すぐ追いかけて行って捕まえて欲しい気分だったが
しっかり捜査して固めてからでないと、誤認逮捕の可能性があるので無理だそうだ。



俺の部屋の犯行時の映像は映ってないらしいけど、
今回は犯人の特定がほぼ出来ているようだ。
期待するなって言う方が無理だよぅ。



容疑者の出て行った後の部屋も念入りに嫁が指紋を
採っていたので、かなりの確率で絞り込んでるように見える。
これは朗報だ・・・!!!



だが、悲しいお知らせもあった。
指紋が採れなかったらしい。
俺の財布が皮革製品だったのが影響したみたい。



容疑者の部屋の指紋が俺の財布や部屋から出ないと
証拠とはならない。



犯行時の映像もちょうど死角で映ってないので
残念ながら確実な犯行を裏付けるモノはない。



「特定は出来ても、証拠がないと捕まえられない」
「今の時点では証拠がないので厳しいかも・・・」
と、宴会部長は言った。
一度期待した分ガックリきたが、
それでも前回よりは100倍期待出来るのでまだマシか…。



とりあえず宴会部長と嫁はしっかり仕事をしてくれて
あとは任せることにして、俺は店をあとにした。



なぜ個室で盗まれるの????
って疑問もあると思うので、直筆図解を載せておく。




20121013040819.jpg



こんな感じでスライドドアの下部分が空いている。
屈めば中の様子が見える。
とは言え、個室であることは間違いないので
中の俺が起きることを考えれば普通の神経では入れないはず。



財布は奥の方に上着に包んで隠してあった。
瞬時に発見できたってことを考えても、常習犯か・・・。




8:30
まだ開店に間に合うな…。
前のコンビニで3マソ下ろして目的の店へと向かった。
不屈の精神力だっ!
スゴイぞっトラマツ!!



はぁ~~~。



続く…

窃盗事件簿⑤

第五話「仁王立ち」





ついに到着した神様。



・・・もう警察でいいかな。
なんか頼りなくて神様っぽくないんで。(失礼)



ここで被害届とやらを書いて事件っぽくなってきたぞ。



今回は少しだけど望みがある。
犯人が捕まる可能性がある。



まず、この店にいる人間が10人くらいということ。
犯行時間が、3:00から5:30と短いこと。
この間出てった人、まだ中にいる人の中に犯人はいるってこと。
そしてその全員が身分証明を済ましている。
真実はいつも一つ!



かなりのダメージを負った俺だけど、
その点では前回よりもだいぶ希望が持てた。



そしてここでやらねばならない重要なことがあることを知っている。
断じて、このまま被害届だけで終わらせてはいけない!



案の定、おっちゃんポリス×2は
「わたしらが捜査するわけじゃないんで・・・」



とか意味不明なことを言っている。
なら捜査する人間が出てこいや!って話なんだけど。



俺はすかさず
「鑑識よんでしっかり捜査してください」と、吼えた。



俺の咆哮を聞いておっちゃん(略)×2は、何やら電話してる。
「鑑識と刑事呼びましたんで」



ね?
言わなやってくれんってことなのよ。
このまま俺が「はいはい」で済ましてたら、
このまま被害届のみで終わってた可能性がゼブラ保留並みに高い。



警察の中でいろいろ役割が分担され過ぎてるようだ。
例えるなら
派出所から来た、このおっ(略)×2は受付係。
刑事&鑑識が現場係。
そこまで話がいってやっと事件となる。



そこを勘違いというか普通は知らないので、
被害届だけで終わっていては要は受付を済ませただけなのだ。
病院で診察券を出しただけでは、病気は治らない。
治療しなければ事件も迷宮入りとなってしまうだけである。



素人だと勘違いしてもらっては困るぜ。
俺は盗られプロだぜ?(そろそろむなしい…)



ということで、刑事&鑑識の第2部隊を待つこととなった。
前回とは違う展開だ。



待ってる間、俺は入り口付近で仁王立ちして
出ていく人の顔を凝視していた。
この中に犯人がいるかもしれないのだ。



数人が出ていったと思うが、怪しい人はいなかった。



「わたしらは捜査しません」
とか豪語しやがった、おっ(略)×2はもう眼中にない。



修羅の形相で第2部隊の到着を待った・・・



続く…

プロフィール

トラマツ

Author:トラマツ
ようこそ☆

パチンコとスロットが好きです。
この気持ちは勝ちに徹する中でも持ち続けたい。ってことで、パチンコ生活とパチンコ必勝ガイド少々の収入で生きてます。
夏に向けて筋トレ頑張るぞ!

ツイッターもよろしく↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ツイッターへ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク
カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
カウンター
ランキング
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。